無事に新しい年を迎えることができました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、お正月恒例の親戚の集まりにて、「時々ブログチェックしとうよ。(山口弁)」と従妹から言われ、はて?去年(2019年)ブログって更新したかな?と思いつつ、恐る恐る覗いてみるとなんと3記事も書いていたというちょっとした安堵感。笑
そして、振り返る間もなく働いた自分を少しだけ褒めてあげてもいいかな…と思えた今年のお正月。
昨年もたくさんの音楽に恵まれ、また新しい経験もたくさんさせていただき、目が回るような日々の中でたくさんの幸せを感じながらの1年となりました。
4月から始まった大学での勤務は、右も左も分からず、たっくさんの人に迷惑かけながら手探りの日々。
自由に使える時間がぐっと減った中で、去年を上回る演奏の機会をいただけたことは本当にありがたいこと。
共演者に助けてもらいながら、また素晴らしい音楽に出会えたこと、何度も何度も音楽への愛情を確かめられたことに感謝すると共に、なんとか1年間走り続けられたことにホッとしています。

数えてみれば、大小合わせて37種類、40回の本番。
はじめましての共演者との出会いや、たくさんの新しい曲との出会い。
もう長年音楽やってますが、まだまだ世界には知らない素晴らしい作品があるようです。


そして2019年、何より意味があったのが2月に訪れた4年ぶりのHamburg…1度のみならず、実は夏にもハンブルグに帰省し計2回も里帰りすることが出来ました。
今思えば、スケジュール的にも体力的にもギリギリでしたが、それでも久々に触れた故郷の空気と、そこに暮らす友人たちとの再会は私のモチベーションをぐっと上げてくれ、おそらくそのおかげで1年間新鮮な気持ちで音楽に迎え続けられたのかもしれません。
また、バッハについて2時間しゃべり続けるという初めての公開講座。
すべてが右往左往の立ち往生な専任講師としての勤務。
12月には初めてマスタークラスをオーガナイズすると等の新しい挑戦が出来たのも良い経験になりました。
時には忙しすぎて心に余裕がなくなったりもしましたが、何より音楽を通じて人とつながれること、人に必要とされることに喜びと感謝の気持ちを感じながら、また今年も走り続けたいと思います。
みなさま、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
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by Chihirokubo
| 2020-01-05 23:59