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降っても晴れてものんびり日々進歩


by Chihirokubo
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弾き納め


昨日は、阿知須のリストランテPaysanで、クリスマスディナーコンサートでした。
休憩を挟んで、3ステージ。(食事前、デザート前、デザート後)
満員のお客さんと共に、大いに盛り上がり、最高に楽しい一夜を過ごせました。
楽しすぎて、ディナーを食べれない恨み(!?)を忘れたくらい。笑
音楽って素敵!、と心から思えた昨夜を持って、2017年弾き納めとなりました。

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超超絶技巧を披露しまくったヴァイオリニスト美科さん、初共演華やか過ぎる聴衆心鷲掴みソプラノ深雪さん、そして今年もとってもお世話になった美科さんのお父様と。

思えば多くの本番に恵まれた1年でした。
特に、ここ3か月。
恐る恐る数えてみると、実に29ステージ。
そして、そのどれもが充実し、楽しく演奏できたこと、共演者と聴衆のみなさまに、改めて感謝です。
しかし驚くべきは、数年前まで1本コンサートが終わると数日ほぼ廃人だったのに、ここ最近の疲労感の無さと回復力の強さといったら。笑
“老いた犬に芸は仕込めぬ”と言うのが事実でないのは、我が家のアイドル犬13歳のレモンちゃんが日々証明してくれてますが、人間もその気になればまだまだ進化し続けることが出来るのだと強く実感した今年の秋冬。

タンゴプロジェクトの全国ツアーと、ツヤ先生リーダーアーベントについてはすでに書きましたが、その他にも大切で尊敬する音楽家たちとのコンサートが目白押しだった、ここ3か月。

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10月上旬、去年に引き続き参加の “アクロス福岡 クラシックふぇすた” にて。
今年は、お馴染みスーパーテュービストの古ちゃんとの円形劇場でのリサイタルに加え、イベント会場ロビーにて0歳からのコンサートで、トランぺッターの久良木さんと初共演。
古ちゃん久ちゃんとのトリオ、とーっても楽しく、予想以上のたくさんのお客様にきいていただけて幸せなひとときでした。
写真は終演後、久ちゃんお手製の“おしまい”フラッグを持って。

古ちゃんこと古本大志くんとは、去年のアクロスふぇすたでの共演が“はじめまして”でしたが、この1年で度々ご一緒させてもらいました。
11月には待望の大阪でのソロライブにて共演。

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デビューCD発売記念ライブとの事で、たくさんのお客さんが来場くださいました。
古ちゃんとの共演は、いつもとにかくハッピーな気持ちになります。
チューバで吹いていることを忘れるような、自由で軽やかな歌にあふれてて、聴衆だけでなく、私も思わず笑顔にならざるを得ない幸せな音楽家。
これからも、一緒にどんな音楽に出会えるのか楽しみにしてます。

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コンサート当日、指慣らしに借りた大阪の練習室⇈
まさに大都会。笑


その翌週には、宇部市文化会館にて、音楽物語《セロ弾きのゴーシュ》。
これは、今年4月にヒストリア宇部で行い、大好評だった公演の再演になります。
今回は山口県総合芸術文化祭の一環として行われた公演で、たくさんのちびっ子たちが来場♡
前半に行われた、音楽によって言葉がどう変化するのか…と言った体験コーナーに積極的に参加してくれました。

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後半のセロ弾きのゴーシュの朗読はもちろん、前半の司会も見事な素晴らしさだった松原さん。
この写真は、おそらく子供たちの想定外の答えに困惑中の我々と、抜群の機転を利かせ中の司会者でしょうか。笑
当たり前のようですが、プロの素晴らしさに心から感激した公演となりました。

そして、セロ弾きのゴーシュはもうひと公演。
約300人満員御礼の小月公民館にて。
こちらでは、前半にロミジュリや死の舞踏など文学と結びついた音楽を数曲、後半にセロ弾きのゴーシュを公演しました。
子供はもちろん、大人のお客さまにも大好評。
音楽物語《セロ弾きのゴーシュ》で演奏される曲は、すべて既存のクラシック音楽を場面場面に当てはめたオリジナルです。
それをこうやって好評を得て、繰り返し上演できることは本当に嬉しく有難いこと。
これからも、上演し続けられたらいいな・・・と密かに、強く願ってます。

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お馴染みヴァイオリニスト美科さんと、朗読の松原さんと。

ディナーコンサートでもお世話になった美科さんとは、今年もたくさん共演しました。
彼女との共演は、すでに阿吽の呼吸というか、最小限のリハーサルで本番でたっぷり会話できる感じがとっても好きです。
美科さんならではのプログラムも毎回魅力的で、どんな作品に出会えるのかもいつも楽しみ(怖さも少々。笑)

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新しい音楽家との出会いはもちろん、とっても有難く嬉しいことですが、前述の古本さん、美科さん、タンゴプロジェクトでお世話になったヒロさん、もちろんツヤ先生も、何度も共演を重ねられる大好きな演奏家がたくさんいることは、とても幸せなこと。
2017年、本当に素敵な共演者に恵まれた1年となりました。
感謝感謝。
来年もどんな素敵な演奏家、どんな作品、どんな演奏に出会えるのか、今からとっても楽しみです。









by Chihirokubo | 2017-12-18 00:30