ソロプチコンサート
2017年 03月 07日
1月は「行く」、2月は「逃げる」とはよく言ったもんで、つい最近年が明けたばかりの気がしてましたが、あっという間に3月のリサイタル当日を迎えました。
今回は、【ピアニストたちのあこがれ】という副題で、もともとはピアノ以外の編成のために書かれた楽曲から、ピアノ用に編曲された作品を中心にプログラムを組んだのですが、さすが、それぞれの時代を代表するヴィルトゥオーゾピアニストたちが腕を振るって編曲しただけあって、超絶技巧のデパートみたいなプログラムになってしまいました。笑
どちらかと言うと、ヴィルトゥオーゾでは無い私にとって、すべて自分で決めたプログラムとはいえ、1曲たりとも余裕で弾ける曲がなく、なんでこんな事になってしまったんだ…と半ば愕然としながら練習してましたが、そこは古今東西、人気も実力も卓越したピアニスト達の作品。
楽曲と編曲の素晴らしさに助けられ、無事、楽しく演奏を終えることが出来、お客さまにも喜んでいただけたようで、ホッと一安心。
リストさん、ラフマニノフさん、ブゾーニさん、そしてバッハさんとシューベルトさんも、本当にありがとう。笑
今回のコンサートは、ソロプチミスト東下関さん主催のチャリティーコンサートで、また規模の大きなコンサートだったので、自主開催とはまた違う責任感のような物もありましたが、スタッフの皆さんのサポート、そして約600人の暖かいお客様のおかげで、私自身もとても充実した時間を過ごすことが出来ました。
お忙しい中、またせっかくの日曜日に足を運んでいただき、素晴らしい時間を共に過ごして下さった聴衆のみなさまに、この場を借りてお礼申し上げたいと思います。
本当に、ありがとうございました。
また今後とも是非、応援よろしくお願いいたします!
因みに、終演後何件か問い合わせをいただきましたが、アンコールはエリーゼのために。
そして、トルコ出身のピアニスト、ファジル ・サイ編曲のトルコ行進曲でした。
編曲者の年齢だけ言って、名前をどうやら言ってなかったようです。
なぜ、年齢だけ紹介したのか、自分でも謎…。
シャコンヌの後で、興奮してたんでしょうか。笑
by Chihirokubo
| 2017-03-07 18:14